ワンオペ妻を助けるために導入した家電・サービス4選
仕事の都合で、年の半分近くを家で過ごさない。
船の上にいるあいだ、家事も育児も妻が一人でこなす。長男と次男の世話をしながら、ご飯を作り、洗濯して、掃除して、保育園の送り迎えをする。それを毎日、一人で繰り返している。
帰宅するたびに、何か少しでも楽にしてやれることはないかと考える。
家電やサービスで「人がやらなければならないこと」を減らせないか。そう思いながら、少しずつ試してきた。今回は、実際に導入してよかったものを4つ書く。
1. ドラム式乾燥機付き洗濯機
洗濯物を入れて、洗剤を入れて、ボタンを押す。それだけで乾燥まで終わる。
干す作業が完全になくなる。これが最大のメリットだ。
我が家が使っているのはシャープのES-S7F-WL(現在は廃版)だ。コンパクトなサイズで、アパートに住んでいた頃も問題なく置けた。現在は後継機のES-7S2が出ているので、これを選ぶのが無難だと思う。
自分が船の上にいるあいだも、妻は同じ手順で洗濯を完結できる。「洗濯が終わったタイミングで家にいないといけない」という制約がなくなる。朝にセットして仕事に出かけ、帰ってきたら乾燥まで終わっている。ワンオペ中の家事として、これ以上シンプルにはならないと思っている。
縦型洗濯機と乾燥機を別々に買えばいいのでは?という意見はわかる。容量だけで言えばそうだ。
ただ、縦型+乾燥機の組み合わせは、洗濯機から乾燥機への「移し替え」が必要になる。忙しい日のこのひと手間が意外と負担になる。ドラム式の一体型なら、その手間がそもそも存在しない。
デメリットも書いておく。
ドラム式は縦型と比べて容量が少ない。熱乾燥のため、素材によっては縮んだり痛んだりすることがある。フィルターの掃除が定期的に必要になる。
それでも、干す手間が消えることの価値がこれらを上回ると判断した。よそ行きの服や縮みが心配なものは別途手で干せばいい。子どもの普段着と大人の下着は全部かけてしまえば十分だ。
2. 食器洗い乾燥機
洗い物を「増やしてしまった」という感覚がなくなる。
手洗いのときは、皿を一枚使うたびに「また洗いものが増えた」という意識が働いていた。食洗機を使い始めてからは、皿の枚数を気にしなくなった。手荒れが気になる人にとっても、手洗いを減らせるのはメリットが大きい。
油汚れに強く、高温で洗うので手洗いより殺菌効果が高い。使い終わった食器を入れてボタンを押すだけで、次に使うときにはきれいになっている。
我が家が賃貸時代に使っていたのはタンク式のコンパクトタイプだ。3人用サイズで、子どもが2人いてどちらかが新生児の時期でも十分対応できた。価格も安く、工事不要で賃貸でも導入しやすい。
ただし、かなり場所をとる。我が家のキッチンでは食洗機が中心に陣取る形になっていた。それでも手軽さを優先した。もう一つ注意点がある。タンク式は水の注ぎ口が上部にあるため、設置できても上部にクリアランス(空き空間)がないと使えない。設置前に天板との距離を確認しておくこと。
現在はビルトイン型を使っているが、賃貸での食洗機デビューとしてはタンク式から入るのが現実的だと思う。
食洗機には大きく3つの種類がある。
タンク式は自分で水を入れてからボタンを押すタイプだ。ひと手間かかるが、工事不要で賃貸でも置ける。分岐水栓式はキッチンの蛇口に分岐水栓を取り付け、ホースで自動給水するタイプだ。一度設置すれば給水の手間がなくなる。ビルトイン型は設置工事が必要だが、見た目がすっきりしていて容量も大きい。
3. オートクッカー
自分がよく使っている。自分が使っているのはショップジャパンのオートクッカーだ。安くて使い勝手がいい。
食材を入れてボタンを押すと、あとは放置で料理が完成する。火を使わないので、セットした後はその場を離れていい。
コンロを使う料理は、火をつけている間はそばを離れにくい。子どもがぐずっても、鍋を放置するわけにもいかない。オートクッカーなら、セットした後に子どもの相手ができる。
特に活躍するのはシチュー、カレー、角煮だ。食材を入れてセットするだけで、煮込み時間が長い料理も手間なく仕上がる。食材がカチカチになることがなく、均一に火が通る。
もう一つ便利なのは、オートクッカーで煮物を進めながら、コンロで別の炒め物を同時に作れることだ。二品並行で用意できるので、一人で子どもの食事を用意するときに全体の時間が短くなる。
一点だけ注意がある。容量が2.4リットルと小さめなので、子どもが大きくなって食べる量が増えてくると物足りなくなるかもしれない。子どもが小さいうちは十分だが、長く使うつもりなら大きめサイズも選択肢に入れておくといい。
4. ディズニー+
家事のあいだや、どうしても子どもたちに静かにしていてほしい場面がある。そういうときに使う。
子ども向けの有名作品が多く揃っている。歴史ある作品ばかりなので、内容の質がある程度担保されている。
「YouTubeでいいのでは?」という考えはわかる。
ただYouTubeは、子どもの教育上望ましくない内容が混ざることがある。見せるなら、できればプラスになるものを選びたい。そう考えてディズニー+を選んだ。
余談だが、ジブリはどの動画配信サービスでも視聴できない。現時点でジブリ作品を配信しているサービスが存在しないため、見せるにはDVDプレイヤーとDVDを購入するしかない。我が家は妻がジブリの大ファンで、すでに両方揃っている。
まとめ:「人がやること」を減らす
4つとも、仕組みで手間をなくすための道具だ。
- ドラム式乾燥機付き洗濯機 — 干す・たたむ作業をゼロにする
- 食器洗い乾燥機 — 洗い物への罪悪感をゼロにする
- オートクッカー — 料理中のそばつき義務をなくす
- ディズニー+ — 安心して子どもに見せられるコンテンツを確保する
完璧なワンオペ対策はない。ただ、「どこに時間と手間がかかっているか」を把握して、そこを道具に任せることで、確実に余裕ができる。
